敷地境界の適正化と、
侵入防止フェンスの新設
【ご相談内容】
隣地境界の一部にフェンスがなく、空いたスペースから小動物が侵入してしまうため対策をしたいとのご相談。
既存のフェンスは隣地の方との「共有物」であり、お客様の一存では延長や加工ができないという法的・権利的な制約がありました。
【解決策】
隣地の方と協議して共有フェンスを延長する案もありましたが、将来的なメンテナンスや資産管理の観点から「敷地内での独立施工」を推奨。既存フェンスとデザインを揃えることで、後付け感のない自然な仕上がりを実現しました。
施工ギャラリー
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工事の要点
共有フェンスの延長は、費用負担や将来の補修時に隣地の方との合意形成が必要となり、トラブルの元になりがちです。今回は完全に自敷地内にブロックとフェンスを新設することで、将来にわたってお客様自身の判断で管理できるようご提案しました。
新設部分だけが浮いてしまわないよう、既存の「縦格子フェンス」と類似した製品(形状・色味)を選定。境界線上で構造が分かれていても、視覚的には連続性のある美しい外観を保っています。
これまで開放されていた部分をブロックとフェンスでしっかりと囲い、隙間をなくしました。これにより、悩みの種だった動物の侵入を防ぎ、敷地内の衛生と安全を確保しています。
エクステリアプランナー
この度はご依頼ありがとうございました。
共有境界の問題はデリケートですが、今回は「今後の安心」を最優先に、敷地内での施工をご決断いただきました。結果として、気兼ねなく管理できる状態になり、動物被害も解消できたことで、より快適にお過ごしいただけるかと思います。



